京都時空旅行(Space-time travel photo in Kyoto)

源光庵 その3

源光庵
見どころの二つ目である血天井は、関ヶ原の戦いの前哨戦として、西軍石田三成4万人の軍勢と京都の伏見城に立て籠もった徳川家臣鳥居元忠以下1800名との戦いで、全滅した鳥居側の兵士の血で染まった床板を寺の天井に使って永久に供養するというものである。


源光庵

源光庵
この伏見城の戦いでは、徳川家康が上杉征伐のために会津に出兵をしている最中、家康討伐のため挙兵した石田三成以下西軍が最初に攻める標的として決めていた伏見城に攻め入ったが、元々、時間稼ぎのため玉砕するまで戦う守備軍として待ち構えていた鳥居元忠は、13日間持ちこたえて、家康軍の西に戻る時間を稼いだわけで、日本版アラモ砦の攻防といったお話である。

源光庵

源光庵
しかし、季節は真夏。最後には200名程度になった兵士が味方の傷つき朽ち果てていく死体の中で、寝るところも無く、ただ時間を稼ぐという目的で籠城するという、想像するに耐えない壮絶な光景が最後まで続く。

源光庵

源光庵
家康は、関ヶ原の戦いで勝利した後、この畳や床板を江戸城に持ち込んで供養したという。

源光庵

源光庵
しかし、一方では、会津征伐は三成を誘き出す口実であり、伏見城に残した鳥居元忠は重い認知症であったため、この時間稼ぎの役をやらせた、との見解がある。また、火を放たれた伏見城の床板が残っていたのもおかしいという疑問もあって、歴史の解釈は相変わらず難しい。

源光庵

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結局のところ、真実は徳川家康本人のみぞ知る、ということになるようだ。

テーマ:■京都を撮る■ - ジャンル:写真

  1. 2012/10/14(日) 18:57:10|
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Author: ひおいん(hioing)
小学生の頃OLYMPUS PenでSL写真デビュー。今NikonD90&D800E&LeicaQに持ち替えて京都を始めとして日本の各地へ。時空旅行をしているみたいで楽しいです。季節感のある色や形を写真で紹介するブログです。

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