京都時空旅行(Space-time travel photo in Kyoto)

車折神社 その3

車折神社
車折神社の名の由来については、いろいろある。
一つは、昔(平安時代ころか?)この辺りで突然乗っていた牛車が裂けてしまったという話。
一つ は御所~嵐山間において牛車を停車する場所の先に神社があったという話。
もう一つは、後嵯峨天皇の嵐山大堰川遊幸の際、社前で突然車が前に進まなくなったので、
不思議に思って社の者に問うた所、清原頼業公を祀ると答えがあったので、
還御の後に「車折大明神」の神号と正一位の神階を贈ったためという話。

それぞれ音は同じで、漢字で書くと「車裂」「車前」「車折」となるが、
なんとなく一番最後のが由緒っぽくてそれらしいということでこの名前にしたのではないか?
と勝手に思っている。


車折神社
さて、本殿の鳥居の後ろ、本殿の前に、願い事に対するお礼を書いた石を入れる所があって、
その石が山盛りになっている。絵馬の様に願い事を書 いているのであれば、
おもむろに少し読んでみるのだが(昔、高校生のころ近くの神社でまるで信仰心の無さそうな友人が
大学合格と書いた絵馬を見つけたので、それをこっそり持って帰った後、めでたく入学後、
「良かったねー」と渡してやったが、彼はあまりいい顔をしなかったという覚えがある)、

これ、現代では、プライベート権や個人情報の管理の問題に抵触したりするんじゃなかろうか。

車折神社
お礼だけでは、前述の問題は無いし、その石がたくさんあればあるほどここの神様は効き目あるよーと
いうPRにもなるんだろうけど、なんだか信仰がもろに商品化されたような感じで、少し寂しい気もする。

車折神社
この日は9月9日の重陽の節句。旧暦の9月9日は現在の10月に当たり、菊の節句とも呼ばれている。

車折神社
中国では奇数は縁起の良い「陽」の数字とされ、その中でも最大である9の「陽」が二つ続くので
「重陽」として節句の一つとされてきた。
3月3日、5月5日、7月7日もそれぞれ節句と称せられている。

車折神社
ちなみに、この日、上賀茂神社や大原野神社では相撲の奉納、法輪寺では謡と舞の奉納など、
歴史のある重要な行事として扱われていて、ここ車折神社でも舞の奉納や菊酒の振る舞いが
あるというのでやってきたわけである。

車折神社
話はすこしずれるが、相撲は奉納して神に楽しんでもらうための行事であったわけで、
すなわち、奉納するのは現在の横綱土俵入りだけではなくて、相撲そのものだった…
すなわち相撲そのものが縁起の良い「陽」のものであるわけ。

車折神社
雅楽の笛の演奏者の烏帽子に菊の花が飾られている。

車折神社
本殿に詔を上げる宮司。

(続く)

テーマ:■京都を撮る■ - ジャンル:写真

  1. 2012/09/12(水) 22:09:51|
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Author: ひおいん(hioing)
小学生の頃OLYMPUS PenでSL写真デビュー。今NikonD90&D800E&LeicaQに持ち替えて京都を始めとして日本の各地へ。時空旅行をしているみたいで楽しいです。季節感のある色や形を写真で紹介するブログです。

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