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京都時空旅行(Space-time travel photo in Kyoto)

色づき始めた紅葉 詩仙堂 前編

詩仙堂
京都洛北にある各寺院の紅葉が色づき始めたということなので、
台風14号の進路を少し気にしながら、詩仙堂へ向かいました。

幸い雨も風もなく、時折日が差す穏やかな秋の午後になりました。



詩仙堂
白川通りを北上して、一乗寺下り松を東山の方向へ少し上ると、
左に小さな門があります。詩仙堂の入り口です。

詩仙堂
門には「小有洞」(しょうゆうどう)と書かれています。
入るとすぐ石段になっていてその向こうが見えません。
茶室に向かう路のように、趣きのあるアプローチです。

詩仙堂
左側には竹林。
その向こうに建物が見えます。

詩仙堂
石段を上り切ると、真っ直ぐな石畳が続きます。
あまり葉っぱが散っていないところをみると、
こちらはあまり雨風が吹かなかったようです。

詩仙堂
竹に囲まれて茶室のような建物があります。

詩仙堂
パンフレットには躍淵軒(やくえんけん)といって、侍童の間
であることがわかりました。それにしては洒落た吉野窓ですね。
いい感じです。(^^)

詩仙堂
参道を進み、再度石段を上がるとひなびた風情の茅葺きの門があります。
「老梅関」(ろうばいかん)の門です。

詩仙堂
門をくぐると、目の前に建物があり、玄関まで石畳が続いています。

詩仙堂と呼ばれていますが、正しくは凹凸窠(おうとつか)と言って、
でこぼこした地形に作られた住居という意味です。

詩仙堂
受付の入り口に「生死事大」と書かれた木板がありました。
現在、詩仙堂は曹洞宗の丈山寺という永平寺の末寺です。
禅寺特有の木板(もっぱん)があるのも頷けますね。

この草庵を造営したのは、石川丈山(じょうざん)という三河国(愛知県安城市)の
生まれで、代々徳川の家臣だった家柄の侍です。大坂夏の陣の後33歳で徳川を離れ、
その後59歳の時、詩仙堂を造営して、31年間ここで隠遁の生活を続けました。

戦(いくさ)をあっさりやめて、その後は文人として漢詩に没頭し、煎茶を嗜み、
草花や鳥月を友とする生活。又、狩野探幽などの文化人と交流も深く作庭などの
文化事業にも関わっています。

私には、この生き方にはとても憧憬感があって、当時のまま残っている詩仙堂は
京都の史跡のなかでも特にワクワクする所なのです。何度も通った参道なのですが、
今回も、建物に入る手前で既にうれしくなってしまいました。(^^)


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テーマ:■京都を撮る■ - ジャンル:写真

  1. 2010/10/31(日) 22:30:48|
  2. 京都 洛北
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 ひおいん(hioing)

Author: ひおいん(hioing)
小学生の頃OLYMPUS PenでSL写真デビュー。今NikonD500&D800E&LeicaQに持ち替えて京都を始めとして日本の各地へ。時空旅行をしているみたいで楽しいです。季節感のある色や形を写真で紹介するブログです。

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